エアコン故障前兆10年以上使った人は要チェック!寿命が近いサインを見逃さないで
2024/08/07
10年以上エアコンを使用しているあなたへ。
快適な暮らしを支えるエアコンですが、いつまでも使えるわけではありません。
そこで今回は、10年以上エアコンを使用している場合の故障のサインについて解説します。
□エアコンの寿命はどのくらい?
エアコンの寿命は、一般的に10年程度と言われています。
しかし、適切なメンテナンスや使用状況によって寿命は大きく変わります。
1: 補修部品の最低保有期間
メーカーは、製品の製造終了後も一定期間、修理に必要な部品を保有しています。
この保有期間はメーカーによって異なりますが、多くの場合、製造終了後10年程度です。
2: 設計上の使用期間
エアコンは、設計上の標準使用期間が設定されています。
これは、安全に使えると想定される期間で、エアコンの場合、10年が目安です。
3: 残存率
エアコンの残存率は、買い替えられるまでの年数を調査したデータに基づいています。
内閣府の消費動向調査によると、2017年度のエアコンの残存率は、10年以上の使用で約20%でした
□エアコン故障の前兆サインを見つける
エアコンの寿命が近づくと、様々な前兆サインが現れます。
これらの故障サインを見逃さずに、早めの点検や修理、買い替えを検討することで、快適な生活を維持することができます。
1: 異音
エアコンをつけると「ガタガタ」「カラカラ」といった異音がする場合は、送風ファンの故障や室外機のコンプレッサーの故障の可能性があります。
ただし、フィルターの目詰まりやルーバーの作動不良など、掃除で解決できる場合もあります。
2: 臭い
エアコンから風が臭う場合は、内部に溜まったホコリやカビが原因です。
フィルターの掃除で改善できることもありますが、それでも臭う場合は、専門業者にクリーニングを依頼しましょう。
3: 冷暖房能力の低下
エアコンをつけても、以前のように冷えない、暖まらない場合は、冷媒不足や室外機の故障が考えられます。
4: 水漏れ
エアコン本体から水漏れする場合は、ドレンホースの詰まりや室外機の水抜き不良などが考えられます。
5: ブレーカーが落ちる
エアコンをつけるとブレーカーが落ちる場合は、電気系統の故障や老朽化が考えられます。
6: リモコン操作ができない
リモコンの電池切れや故障のほかに、エアコン本体の制御基板の故障も考えられます。
□まとめ
エアコンの寿命は、一般的に10年程度ですが、適切なメンテナンスや使用状況によって大きく変わります。
エアコンの寿命が近づくと、異音、臭い、冷暖房能力の低下、水漏れなどのサインが現れます。
これらのサインを見逃さずに、早めの点検や修理、買い替えを検討することで、快適な生活を維持することができます。