土地を査定する方法と注意点を解説!
2024/07/07
自分で土地を売却する際に、土地の価値を正確に把握することは非常に重要です。
しかし、土地の査定方法について詳しく知らない方も多いのではないでしょうか?
この記事では、土地の査定手法について、簡易査定から詳細査定までのプロセスと注意点を解説します。
土地売却前に査定方法を理解し、土地の価値を正確に把握するための情報を提供します。
□土地査定の方法について
土地の査定には、「簡易査定」と「詳細査定」の2つの方法があります。
簡易査定は、インターネットを利用した手軽な価格調査から始められます。
詳細査定は、不動産業者に依頼して行う本格的な査定です。
*簡易査定
簡易査定は、自分で簡単にできる方法です。
インターネットを利用すれば、誰でも手軽に土地の価格を調べられます。
1: 不動産情報サイト
不動産情報サイトでは、地域や条件を指定して、過去の取引価格や現在の売出し価格を調べられます。
例として、SUUMOやHOME'Sなどの不動産ポータルサイトがあります。
これらのサイトでは、土地だけでなく、建物付きの不動産情報も検索に含まれるため、土地だけの価格を正確に把握するのは難しい場合があります。
あくまで目安として、近隣の土地価格を参考にしましょう。
2: 国土交通省の土地総合情報システム
国土交通省の土地総合情報システムでは、不動産取引価格情報検索や地価公示都道府県地価調査を行えます。
不動産取引価格情報検索では、取引時期・不動産の種類・地域を指定して、過去の取引価格を検索できます。
ただし、同じ条件の土地が必ず見つかるわけではなく、写真や地図の掲載がない場合もあります。
あくまでも参考情報として活用しましょう。
地価公示都道府県地価調査では、標準値の価格と基準値の価格を調べられます。
ただし、情報のあるポイントは限られているため、ピンポイントで「ここの価格は?」を知ることはできません。
*詳細査定
詳細査定は、不動産業者に依頼して行う本格的な査定です。
簡易査定よりも精度の高い査定結果を得られます。
1: 不動産鑑定士による査定
不動産鑑定士は、不動産の価値を専門的に評価する資格を持つ国家資格者です。
不動産鑑定士による査定は、最も信頼性の高い査定方法と言えます。
2: 不動産業者による査定
不動産業者も、土地の査定を行えます。
ぜひ当社にご相談ください。
□土地査定の際の注意点
土地の査定を行う際には、いくつかの注意点があります。
査定額はあくまでも目安であり、最終的な売却額とは異なる可能性があることを理解しておきましょう。
1: 査定額は売却額とは異なる
土地の査定額は、あくまでも土地の評価額を示しており、実際の売却価格は買い手との交渉によって決まります。
査定額は、土地の立地や面積、周辺環境、道路状況、用途地域などの要素を総合的に判断して算出されます。
しかし、売却時には、買い手のニーズや市場動向、交渉力などの要素が影響するため、査定額と売却額が一致するとは限りません。
2: 古家付きの土地は値下げ対象になる可能性も
土地に建物がある場合、必ずその分の金額が上乗せされるわけではありません。
古い建物の解体費用を考慮して、値引き交渉が行われる可能性があります。
3: 売却後の所有権移転登記が必要
土地を売却すると、売主から買主へ所有権を移すための所有権移転登記の手続きが必要になります。
所有権移転登記には、登録免許税と司法書士への報酬が発生します。
登録免許税は、土地の固定資産税評価額に1.5%の税率をかけて計算され、司法書士への報酬は、10万円前後が相場です。
□まとめ
土地の査定には、簡易査定と詳細査定の2つの方法があります。
土地の査定を行う際には、査定額はあくまで目安であり、最終的な売却額とは異なる可能性があることを理解しておきましょう。
また、古家付きの土地の場合は、解体費用を考慮して売却価格を交渉する必要があります。
売却後には、所有権移転登記の手続きが必要になります。
土地の売却を検討する際は、これらの情報を参考に、慎重に進めてください。
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