沖縄で不動産投資をするメリット・デメリットは何？地域の特徴や押さえておきたいポイントについても、沖縄読谷村の不動産会社が解説

沖縄は、リゾート地としても大変人気があります。

「多くの人が集まる沖縄で不動産投資をしてみたい」とお考えの方に、沖縄の不動産投資のメリットとデメリットを解説します。

不動産投資は、大きな金額の動く投資です。

不動産投資で失敗しないためにも、沖縄の特徴や不動産投資のポイントについてもみていきましょう。

沖縄は亜熱帯の気候で、冬も過ごしやすく、年中マリンスポーツが楽しめるエリアです。

日本の中でも人口増加のあるめずらしい地域でもあります。

技能実習生や外国人留学生も多く、流動性が高いという特徴も。

さらに近年、沖縄の地価は、他の都道府県に比べても上昇傾向にあり、不動産投資の分野でも注目されています。

新型コロナ感染症の拡大で、沖縄の観光客も大幅に減りましたが、徐々に観光客が戻ってきています。

夏休みシーズンには、飛行機も増便されて観光客は今後も増えることが予想され、コロナ以前の状況に回復する傾向です。

観光客向けのリゾートマンション、コンドミニアム、民泊の経営も注目されます

沖縄は全国的にみても、持ち家の人が少なく、借家率が高いことをご存じでしょうか。

沖縄では、借家率が50％ほどもあり、大都市圏並みの借家率なのです。

特に30代から40代は全国平均より20％近く高く、この年代で自分の家を持たない人が多いことが大きな要因とされます。

参考：沖縄県｜沖縄県の住宅事情

 

また、県外や外国からの人口流入も多く、賃貸物件の需要がとても高いのです。

空室率が低く、リスクを抑えて安定した賃貸経営が期待できるでしょう。

投資の種類が多いことも、沖縄の不動産投資の魅力の一つです。

 

沖縄は、那覇周辺にモノレール（ゆいレール）が通っていますが、多くの人は車で移動します。また、観光客がレンタカーを借りることも多いでしょう。

そのため、不動産投資に駐車場の経営という選択肢もあります。

 

また、人気エリアでは、賃貸の物件価格が高騰して、以前より狭い物件を借りて住むケースも。

その場合、クローゼットなどの収納に物を詰め込みすぎると、カビも生えやすいため、自分の衣服などの保管にトランクルームを利用する人が多いのです。

需要の高いトランクルームの経営を考えてみるのもよいでしょう。

 

さらに、沖縄では軍用地に投資が可能です。

軍用地の投資とは、民間の土地を国が強制的に借り上げ、米軍基地、自衛隊、那覇空港に提供するものです。

国から支払われる借地料は毎年上がり、1％ほどの利回りが期待できます。

複利の定期預金のように考えると良いでしょう。

 

出回る物件は多くはありませんし、現物の土地を見たり、建物を建てたりはできません。

航空写真や公図、謄本などの書類上の取引となりますが、安定した収益が見込める投資です。

固定資産税が安く、管理費や修繕費もかからない軍用地投資は、初心者にもおすすめできます。

沖縄の不動産投資物件の利回りは、6％以下のものが多く、高い利回りのものは多くありません。

まず、物件取得の初期費用が高くつきます。

沖縄では、台風などの自然災害に備えて、木造よりも建築費のかかる鉄筋コンクリートづくりの家が多いのです。また、那覇市など人気エリアでは物件価格が高騰しているからです。

 

初期投資の費用が高いとこに加えて、沖縄では全国的に見ても家賃が安く、利回りが低くなるのです。

安定した不動産投資には、利回りと合わせて、入居率を確認しておくことをおすすめします。

 

また、リノベーションを前提に中古物件を購入して、実質の利回りを上げるのも検討してみてください。

価格が低い中古物件には、高額な修繕費のかかる物件もありますので、慎重に選びましょう。

亜熱帯気候の影響による建物劣化についても知っておく必要があります。

沖縄は、台風の通過が多く、被害が多いエリアです。

窓や壁にひび割れなどの被害があった場合、雨漏りなどから建物構造にも被害が広がります。

また、高温多湿な気候であるため、カビやシロアリ被害も多いのです。

 

さらに、海に囲まれた環境は塩害の被害も。

外におかれたガス給湯器、エアコンの室外機が錆びて故障するのが早いのです。

快適な住まいを提供し、稼働率を上げるためには、リフォームの費用についても考えておくべきです。

県庁所在地である那覇市は、モノレールが通り、空港も近く利便性の高いエリアです。

国際通りは観光客にも人気があります。

モノレール駅付近は、家賃相場が高く、入居率も高いため、安定した収益が見込めます

浦添市は、那覇市の北部に位置するベッドタウンです。

モノレールが延伸され、那覇へのアクセスも良くなりました。

車でも那覇まで20分ほどで、通勤通学にも便利です。

再開発で大型ショッピングモール、総合運動公園などがある那覇新都心にも近く、生活するのに便利で、人気が高まっています。

豊見城市は、那覇市の南部に位置し、那覇空港にも近いエリアです。

観光スポットとしても人気があります。

転勤族、自衛隊の方、地元の方にも人気があり、戸建て・マンションを問わず賃貸の需要が高いのが特徴です。

 

また、糸満や南風原にはゆいレールの延伸が検討されており、今後の地価上昇の可能性があります。

 

沖縄は車社会であるため、駐車場のついた物件がおすすめです。

モノレール駅付近でなければ、駐車場は2台分は必要でしょう。

沖縄ではワンルームであっても、狭い物件は好まれません。

また、広い物件であっても、防犯上、玄関から部屋全体が丸見えであるような物件は避けましょう。

自分が住むのでなくても、現地に必ず足を運んで、建物の状況を確認するべきです。

壁のひび割れから雨漏りし、カビやシロアリ被害で建物に不具合が見つかることも。

不具合があると、賃貸契約を結んだ後で、借り主から契約不適合責任を追及される可能性があります。

不具合の補修、賃料減額、損害賠償を請求されたり、契約を解除されるリスクがあるのです。

将来的なリスクを考えておくことも、不動産投資で大きな失敗をしないポイントです。

沖縄では、現在は人口が増えていますが、今後人口が減り、不動産需要が下がることも考えられます。

ローンの金利の上昇、想定外の建物修繕費、モノレールの延伸がなくなる可能性なども考え、

リスクを分散しておきましょう。

沖縄の不動産投資をはじめるにあたって、まずは沖縄の地域の特徴を理解することが大切です。

沖縄の不動産投資には、通年の観光客、賃貸の需要の高さ、豊富な種類などのメリットがあります。

一方で、利回りが低く、気候の影響を受けやすいというデメリットもありました。

健全な投資をするためにも沖縄の特徴を知り、リスクに備えながら投資をしましょう。

 

ライフルルでは、沖縄読谷村の地域に密着した不動産会社として、豊富な地域情報、物件情報をご提供しています。

豊富な経験をもとに親身なサポートで、多くのお客様と信頼関係を築いております。

不動産投資をお考えでしたら、ぜひ一度お気軽に当社にご相談ください。